ここCTBC(コスモテクニカルベースセンター)は2014年6月1日に開設した、
コスモ工機としては比較的新しい施設です。
複合拠点としてコスモ工機の技術の基盤をつかさどる7つの部門と、
不断水工事の施工に特化したグループ会社である(株)コステックが在籍し
総合力を活かして約100名の社員が働いています。
エンジニアリング部は全国の小口径から大口径までの不断水工事に対応可能な
機材と人員を配置し、昼夜なく現場に対応しています。また、物流部・製造部などは、
確かな製品を迅速にお客様にお届けできるよう供給体制を整えています。
私が所属する機械課は、不断水穿孔機やコア挿入機などの
水道管工事に用いる機材の製造・修理等を担当しています。
先日、販売してから40年以上経過している機材の修理依頼がありました。
経年劣化が激しく、修理するのは困難な状態でした。
何とかお客様の要望に応えられるよう、関係部門・現場担当者と
何度も打合せを重ね、無事に修理を終えることが出来ました。
後日、営業から「お客様が大変喜んでくれました」との連絡を受け、
今後の仕事の励みになるとともに、関係部門の協力があったからこそ
無事に修理を終えられたことを実感し、改めて当社の総合力の強さを
感じることが出来ました。
水道インフラに不可欠である機材を担当しているという誇りと、
公共性の高い仕事に従事しているという責任を胸に、日々活動しております。
エンジニアリング部は不断水施工を実際に施工する工事部門になります。
その中でも整備課は機材のメンテナンス、点検、組み立て、
出荷を専門に行います。現場には行かない裏方ですが、現場において
施工が確実に終わるようチームが一丸となって全力でサポートしています。
コスモ工機でもここだけの特殊機材や、大口径施工機材を扱い、
500、1000、2600mmという水道管の中でも
メインパイプになる施工機材を扱うため、
施工で水を止めることなくスムーズに作業できるよう
細心の注意を払っています。
作業には決して手を抜かない、もちろん現場、部署間においても
コミュニケーションを取り合い最高の施工になるように
これからも機材を送り出していきます。