不断水インサーティング工法
断水せずに、既設管の分岐やプラグ・バルブ等の挿入を行う工法です。
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1.取付け
既設管に割T字管・二つ割離脱防止押輪を取付けます。その後、水圧試験を行い、確実に取付けられたことを確認し、作業弁・穿孔機を取付けます。
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2.穿孔
作業弁を開き、穿孔を開始します。この作業弁は弁の開閉により、穿孔した後も流体が外部に漏れないように作業を進めるためのものです。
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3.仕切弁を閉じる
穿孔終了です。このカッターは穿孔中に流量が低下することがないように工夫されています。
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4.切片回収
切片を回収し、作業弁を閉じます。カッターのセンタードリルには特殊な落下防止装置がついており、穿孔が終了後も切片が割T字管の中に落ちてしまうことはありません。
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5.バルブ・プラグ設置
穿孔機を取外し、挿入機、挿入するバルブ・プラグを設置します。
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6.完成
バルブ・プラグを所定の位置まで挿入し、仮止めの固定ネジを締め固定します。漏水の有無を確認し、挿入機・作業弁を取外します。上蓋を取付け、設置は完了です。
- プラグ3型ビデオ
- 断水せずに管路の任意の場所にプラグ(弁)を挿入設置できます。本管を切断しないで管の上部を穿孔し、弁体を挿入するので短時間で施工できます。