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コスモ工機を支える不断水工事(エンジニアリング)と 継手の製造(ものづくり)の2事業、そしてそれらをかたちづくる製品たちについて解説していきます。
人々の生活だけでなく、あらゆる産業活動に欠かせない水。
そのライフラインを守り、より強固なインフラに進化させるために、
コスモ工機では「エンジニアリング」と「ものづくり」に特化してビジネスを行っています。
水道管工事の常識を変えた
「エンジニアリング」
エンジニアリングの分野でコスモ工機が誇るのが、「不断水工法」です。これは、古くなった水道管の交換といった工事を、“水が使える状態を維持したままで”行う技術のこと。1960年に国内初の不断水工事を施工し、2005年には2600mmの世界最大口径の不断水工事に成功。ギネスブックに登録されています。業界では、コスモ工機を知らない人はいないなど、確かな地位を築いています。
No.1を支える
「ものづくり」
水道管をつなぐ「継手」と呼ばれる製品の設計・製造・販売を主な事業としております。当社では各種継手製品の設計から製造まで自社内で行う一貫体制を完備。水道の安定供給を支えるため、徹底した品質管理体制のもと、日本を主として世界中に製品を供給しています。また大震災以降、基幹管路の耐震化が求められており、耐震性を備えた製品開発にも力を入れています。
ー社会を支えるコスモ工機の製品たちー
01
ビルや空港、橋、道路等の都市開発では、水道管路の拡張や移設が必要で、工事の際は不断水製品や継手製品が使用されます。水を止めることが許されない環境においても、確実に水道工事を実行し、蛇口をひねれば水が出るという“当たり前の日常”を確保するのもコスモ工機の仕事です。
橋や屋内のように水道管がむき出しになっている場所では、管の全体が固定されておらず不安定な状態にあることが多々あります。この製品は水道管と一緒に動くことで、水道管の抜けや折れを防ぐことができます。
もともとある水道管から、新しい水道管を通したいときに使う製品です。不断水製品なので、もともとある水道管は断水せずに工事ができます。さらに耐震性も兼ね備えています。
老朽化に伴う水道管の更新や、水道管を新設する際に必要とされる止水製品です。製品の高さがなく、コンパクトなので、操作性も良いためさまざまなシーンで活用されています。
不断水工事の際に必要とされる簡易型の止水製品です。さまざまな水道管の種類に対応しており、施工時間の短縮と低コストにもつながる、現場で重宝される製品の一つです。
02
日本の地下に埋まる、地球18周分相当の約73万㎞の水道管のうち、法定耐用年数を超過した水道管は1割を超えると言われています。老朽化に対処し水道管を更新・維持していくために、補修や止水などをおこなうコスモ工機の製品が今日も世の中で必要とされています。
緊急性の高い漏水現場において必要とされる補修製品です。硬質塩化ビニルでできているため、金属製の製品と比べて約4分の1の重量であり、軽さが特徴の製品です。
老朽化に伴う水道管の更新や、漏水事故の対応において必要とされる簡易型の止水製品です。管内に挿入したエアバックを膨らますことで、水道管路を簡易的に止水できます。
03
現在国家プロジェクトとして耐震化率の向上を掲げており水道業界全体で取り組んでいます。既存の水道管をスピーディーかつ、ピンポイントに耐震補強し、管路の安全性を高める製品も求められています。
水道管を新しくするのではなく、後付けで耐震性能をもたせる製品。水道管路を取り替えなくてもいいので、コストも時間もかからず、近年需要が高まっている製品の一つです。
水道管の弱点であるつなぎ目に装着して、耐震補強ができる製品。「耐震型二重防護金具鋳鉄管用」と同様、後付けで地震による水道管の抜けや折れを防ぐことができます。
04
地震大国である日本。緊急事態に備えて水を確保しておくことも重要です。記憶に残る広域災害、東日本大震災では257万戸を超える世帯が断水し、多くの人が水不足に陥りました。管路の復旧までの命綱として、災害を想定した製品のさらなる充実化が求められています。
特殊な循環技術により常に新鮮な水を維持。災害時は、貯水槽容量100㎥の製品の場合、約1万人に3日間(1日3ℓ)の飲み水を確保するタンクとして、火災時には消火用の水を確保することができます。