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新年度が始まりましたね🌸
花見が楽しみな秋田の採用担当 繁里です。
活躍社員インタビュー第14弾は、秋田事業場で技術職として活躍する3年目の若手社員をご紹介いたします!
3D研究開発棟を有する秋田事業場で、技術職の社員がどんな仕事をしているのかご覧ください。
技術部3年目の齋藤です。
私は防災・減災について興味があり、大学で学んでいく中で、災害時最も問題となっているのは水不足ということを知りました。そのため、就職では災害時でも水を止めないように水道管路の耐震化に貢献したいと思っていました。そして就職活動を進めていく上でコスモ工機には耐震性能を持った製品があり、3Dプリンターも導入予定であることを聞き、これから更に開発が活発になり、私も貢献できると感じたため入社を決めました。
私は2つの業務を兼任しています。1つ目は既存製品について取り扱う業務です。現場配管の状況から当社製品で対応が可能かを検討し、現場に合った製品の設計をしています。
2つ目は3Dプリンターを用いた研究、開発業務です。この業務は3Dプリンターを用いて新しく開発する製品や既存製品を造形するための鋳型を設計、開発しています。
取り扱っている既存製品は水道管路に必要不可欠な製品であるため、蛇口を捻れば水が出るという当たり前の日常に貢献できていることがやりがいです。
また、3Dプリンターは導入したばかりでまだ何が正解なのか分からない状況です。そのような状況で鋳型について検討を進め、綺麗に鋳物が造形できた時やりがいを感じます。
鋳物製品は鋳物業者による長年の経験、ノウハウによって綺麗に造形されているのですが、そのノウハウの少ない状態から3Dプリンターにて鋳物を造形しようとしているため、うまくいかないことが多いです。しかし、その都度原因と対応策を上司と一緒に考察し、トライ&エラーを繰り返すことで一つ一つ解決し、ノウハウを溜めていっています。
能登半島地震やまだ記憶に新しい東日本大震災等の大災害では多くの世帯が断水し、水不足に苦しんだと聞きます。地震災害の多い日本ではこの問題と付き合っていく必要があると思っています。将来的には災害時にも断水しない水道管路を目指して、更なる耐震性能を持つ製品の開発に貢献したいと考えています。そのために3Dプリンターを用いた鋳物の造形について検討、研究を進めていきます。
就活時は専攻に関わらず、様々な業界の説明会に行くことをお勧めします。これまで勉強してきた専攻での業界のみがこれまでの経験を活かせる訳ではなく、他の業界でも十分に活かせると思っています。そのため、多くの説明会に行くことで更に自身の選択肢が増えると思います。また、すでに決まっている人でも様々な知見が得られるためぜひ巡ってみてください。