新人向け施工研修を実施しました!

みなさんこんにちは!コスモ工機 育成課の原です😊
「入社式&新入社員研修の様子」でも予告していた、コスモテクニカルベースセンター(通称:CTBC)での集合研修を実施いたしました。
新型コロナウイルスの状況を見て昨年度に再開して以来、2年連続での開催となります。
営業職や設計職の新入社員にとっては、早いうちから業務に必要な知識を身に付けられる貴重な機会です。
(新入社員に加えて、全国の若手中途社員の方々にもご参加いただきました)
今回は、こちらの新人向け施工研修の様子をお届けいたします🔥


〇コスモバルブの施工
もちろんはじめは座学で施工の手順や理屈を学んでいきますが、メインは実技の施工研修です。
水が流れている水道管に「コスモバルブ」と「プラグ3型」という製品を自力で取り付けられるようになることが、この研修のゴールとなります。
まずはコスモバルブの取り付けです。コスモバルブは「不断水分岐工法」と呼ばれる、断水せずに既設管からの分岐工事を行う工法に用いられる製品です。
不断水分岐工事はコスモ工機が得意としている工事なので、コスモバルブが活躍する機会もたくさんあります。
3チームに分かれ、エンジニアリング部の先輩方にアドバイスをもらいながら、施工の仕方を実践しながら学んでいきました。
大まかな流れはもちろんですが、現場で必要となる細かなポイントもマニュアルを確認しながら押さえていきます。

施工に必要な工程を一つひとつ、目的や意味を理解しながら進めていきます。チームでの取り組みではありましたが、新入社員それぞれが主体的に動き、
各工程を自信が持てるまで反芻することができました😊
 「管種が違うものに穿孔機(筆者注:水道管に穴を空ける器具)を使うと、穴をあける感覚が全く違うことを知った」
「施工で用いる水圧テストや穿孔作業について理解することができた」など、実技研修ならではの感想が多数寄せられました👏


〇プラグ3型の施工
コスモバルブの取り付けが一通りできるようになったら、次はプラグ3型にも挑戦しました。水道管に弁を挿入し、流れを止める工事を行います。
(不断水工事では、流れを止めるための工事を行うこともあります)
断水せずに、既設管に対してプラグ・バルブ等の挿入を行う工法を「不断水インサーティング工法」と言います。
当社がギネス記録を持っているのもこの工法です(2005年、世界最大口径となるφ2600mmの不断水インサ-ティング工事を成功させました)。

プラグ3型を取り付ける際には作業弁(穿孔やバルブ・プラグの挿入をするための器具)を用いるため、コスモバルブよりも工程が多く複雑な作業となります。
ただ、一部の工程は分岐工事と共通しているため、練習を繰り返すうちに出来るようになっていきました⛏
「施工の手順が多く、工程ごとに何の為にしているのかという意味を理解していくのが必要だと感じた」「プラグ3型の施工で積極的に参加することができた」
「営業として施工中の人が今何の工具やボルトが欲しいのかというところまで完璧にこなしたいなと思いました」など、苦戦しつつも研修をバネに
頑張ってくれそうなコメントがたくさん見受けられました✨


〇新人向け施工研修を実施して
「コスモバルブ」と「プラグ3型」の施工を通して、主に3つの成果が得られたのではないかと考えています。
一つは「現場目線」です。今回の研修に参加したことで、取引先への説明や提案がしやすくなったと思います。
もう一つは「立ち位置の把握」です。他部署の業務を知ることで、自分の業務の役割を見直す機会にもなったのではないでしょうか。
そして何より、昨年に引き続き、対面で施工研修が実施出来て良かったです!新卒社員同士は新人研修で既にかなり仲良くなっていましたが、
中途社員も交えて、横の繋がりを作れたのも大きな成果だったと思います👍

さて、今回は新人研修の第二弾、新人向け施工研修についてご紹介いたしました。次回は現場での業務に慣れた頃、フォローアップ研修を予定しています。
それではまた!👋